20131217

14:30起床。7時間ほど睡眠。
また二段階に分けて寝たせいか眠い。



夜に折れた竜骨下巻を読了。水曜かなと思ってたけど終盤スムーズに読めたので今日で終えることができた。


ミステリー初心者なのでどうなるか不安だったけどとてもおもしろかった。
慣れ親しんでいる中世要素や魔術要素、派手な戦闘がしっかり入っていて手に馴染むような楽しさを感じつつ、
キャラと一緒に足りない頭でぐるぐると推理していきながら読む楽しさも新しく発見できたのは嬉しい。
難しいイメージがあってミステリーはあんまり手を出してこなかったがこれからはいろいろ読めるかもしれない。

犯人はちょっと変化球な感じだったけど、不自然なほどのアミーナとの交流の薄さを考えるとあの人ということもありそうだなとは思っていた(後出しでこういうこと書くのは卑怯か)
いくつか張っていた伏線が終盤にうまく回収されてきちんと物語が閉じられたからか、結末はほろ苦かったけど読後感はすっきりしていた。
なにがあっても前に進む意思を持つ人たちはとても好きだ。

文章がとにかく読みやすく、情報量はそれなりにあるのにするすると頭に入ってきたのが印象的だった。
言葉の選び方のバランスがいいのだろうか。他の作品も読んで確かめてみたい。


Twitterでこの本を薦めていただいた時計家さんに感謝。他の作品も近いうちに読みます。